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題名
【競作企画】ラッキーな日
登場人物
ヘザー(NPC)、カレン
投稿者
松川 彰
投稿日時
2006/9/13 20:01:18
明日が来るのを待ち遠しいと思ったことなんかなかった。
スラムの生活なんか、いつだってそうだ。残飯を漁って(これは夏の間は危険な賭けだ。夜のうちに出された残飯は朝になったら腐って糸を引いていることも多いから)。物慣れていない奴がスラムをうろつけば懐から財布をいただいて。ぼろの毛布にくるまったまま、物乞いをするやつらもいる。
物乞いには技術がいる。いかに憐れみを誘うか。いかに金を落としそうな奴らを見分けるか。場所選びも重要だ。何より物乞いは、盗賊ギルドに管理されている。物乞いには物乞いの長がいる。一定以上の金をもらったら、そこから何割かは長に納めて、長がそれをギルドに届け出ることになっている。もちろん、オランのギルドはその金だけで成り立ってるわけじゃないし、物乞いの金なんかほんのちょっとの金額だろう。どちらかというと、物乞いの長は、金よりも情報を管理しているらしい。オレはまだ子供で、それをやらせてもらえないからよくわからないけど。
物乞いが出来ない奴らが何をするかは、大きく2つに分けられる。残飯を漁るか、スラムの外を出歩いて物を盗むかだ。オレは外を出歩くほうが多い。スラムの外で目立つ通りを歩けば盗賊ギルドの奴らに蹴り飛ばされるけれど、たとえば片づけの遅い、足腰の弱った年寄りの屋台から売れ残りのパンを盗めば、酸っぱい味のするベーコンをかじらなくても済むし、なんだかぬめりのある焼き魚を食べて腹をくださなくても済む。
目立たない通りの片隅で、そうじゃなければ、人気のなくなった市場の隅っこで、盗賊ギルドの奴らが目こぼししてくれる程度のものを盗んで腹に入れる。
食えなかった日は空きっ腹を抱えて、多少実りがあった日は、ぼろ毛布の中にパンをそっと隠して、眠気が訪れるのを待つ。オレにとっての毎日はそんなだった。
「明日が待ち遠しい」なんて。路地裏で膝を抱えているとそんなふざけた世迷い言を呟きながら通り過ぎた奴がいる。石鹸の匂いをさせた小綺麗な奴だ。馬鹿じゃないのかと思う。明日になったらまた、明日の分の食料を探してまわらなきゃならない。運が悪けりゃ、3日もものを食えない日だってある。明日になったら、隣で人が死んでいることだってある。夏は干涸らびて死ぬ奴がいるし、冬は凍って死ぬ奴がいる。それが自分になるかもしれない。
「……待て」
そう声を掛けられたのは、腕を掴まれてからだった。
なんてこった。今日は珍しく肉の薫製が盗めたぜ、と思ったら通りすがりの奴に腕を掴まれるなんて。1ヶ月ぶりの肉だったのに。
オレを見下ろしていたのは、なんだか黒い兄ちゃんだった。髪も目も黒くて、なんだか肌まで浅黒い。オレだって、もう5年もこうやって暮らしている。モノゴコロとやらがついてからだから、手慣れたもんだと思っていたのに、この兄ちゃんが近くにいたことに気付かなかった。盗賊ギルドの人間だろうか。今日はいつもの通りじゃたいしたものが手に入らなくて、けれど昨日も一昨日もろくなものを食べていなかったから、ついつい、いつもと違う通りに足を運んじまった。ここは監視の厳しい通りだったのかもしれない。
「……盗んだものを返すんだ」
「ンだよ、離せよ!」
「……」
有無を言わさず、兄ちゃんはオレの手から薫製肉を取り上げた。オレの腕を掴んだまま店主に向き直り、何やら話している。兄ちゃんの手からどうにか逃れようとじたばたしていたオレにはそのやりとりは聞こえなかったけれど、少し経ってから、今度は別の方向に腕を引っ張られた。
「こっちへ」
「痛ぇっつの! 離せってば!」
兄ちゃんはオレを路地裏まで連れていった。建物の影になって薄暗いそこには、空になった樽や木っ端が積み上げられているだけで、人気はない。
やべぇ。この兄ちゃん、オレを消す気だ。
「ひでぇよ! 肉盗んだだけで殺すのかよ!? 兄ちゃん、ギルドのやつだろ! な、な、聞いてくれよ、確かにいつもと違う通りまで足を伸ばしたのは悪かったよ。でも、殺さなくてもいいだろ? な?」
「……殺さないよ」
路地の中程まで来たところで、兄ちゃんが振り返った。そして、ぽんとオレの手の上に肉の薫製を置く。
「なに、これ?」
「店主に返そうとしたら……もう売りものにならないと突っぱねられた。だから俺が買い取った。……食っていいよ」
「なんで?」
「……そりゃオマエが臭いからだろう。頭のてっぺんからつま先まで汚れきってるし。最後に水浴びしたのはいつだ?」
「いや、そうじゃなくて。兄ちゃんが買ったなら兄ちゃんのものだろ。あ、そか。兄ちゃんも、オレが触ったモンは食いたくない?」
「俺は腹が減ってない。それだけだ」
ふ、と。兄ちゃんが笑ったような気がした。でも黒いからよくわからなかった。
「ふん! んじゃ、遠慮無く食わせてもらうぜ! もともとオレの獲物だからな!」
やったね。1ヶ月ぶりの肉だ。以前に食った肉は、祭りで浮かれた奴が焼き肉の串をぶら下げて歩いてたのをかっぱらった時だから……しかも、あれは随分と筋張った肉だったから、こんなに脂ののった薫製肉が食べられるなんて、ラッキーだ。
兄ちゃんに掴まれていた手を振りきって、オレは肉を口に運んだ。さっきはどんなに振り切ろうとしても逃れられなかったのに、今度はあっさりと手を離してくれた。
かぶりつく。美味い。豚肉だか牛肉だか鹿肉だかわからないけど、まともな味のする肉だ。かぶりつくたびに、口の中に涎が溢れる。腹の中がきゅぅっとなる。
「げほっ! ぅげほっ!」
自分の涎に噎せた。でもこういうラッキーなものは早く食い終わってしまわないと、いつ取り上げられるかわからないし、大事にとっておいて盗まれることだって多い。
「……ゆっくり食えよ」
……ゆっくり?
「ばああぶぁ、びぃあん」
口の中に肉を含んだまま言った言葉はまともには聞こえなかったみたいだ。
「……なに?」
だからオレは、首を傾げる黒い兄ちゃんに言い直してやった。
「馬鹿だな、兄ちゃん。こういうモンは早いとこ食い終わっちまわないと後でコーカイすることになるんだよ」
もちろん、肉は手離さない。
「へぇ、後悔なんて言葉知ってんだ。でもせっかくなら、もう少しゆっくり味わったほうがいいだろう。俺は取り上げないし……それに、どうせ空きっ腹だろう? 急いで詰めこんだら身体に悪い」
「……ふん。兄ちゃんが取らないならいいけどさ」
肉を食ったら血の巡りがよくなったのか、なんだか耳が妙に熱かった。
オレが肉を食ってるのをじっと見下ろして、兄ちゃんがぼそりと聞いてくる。
「オマエ、幾つだ?」
ずいぶんぼそぼそ喋る兄ちゃんだな。ウチキなのか?
「知らねぇよ。5年前まで親がいたけど、5年前の夏、大雨の降った晩に、3インチの深さしかない水たまりで溺れて死んだ。オレが起きた時には、なんだか青黒く膨らんでて見分けもつかなかったけどな。隣に寝てた爺さんを頼ろうと思ったら、自分で稼げって言われて……そうだなぁ、そん時には、スラムの土台くらいの背丈はあったかな。草走りの奴らよりちょっと小さいくらいだったかもしんねぇ」
「ってことは……当時で4才か5才? 今は10才くらいか。いや、10才にしちゃ小さいな。……まぁいいか」
「あ! わかったぞ!」
「……なにが」
「兄ちゃん、ジンシンバイバイとかやってんだろ! そんでオレみたいな小さいガキを捕まえて売り払うんだろ!」
「……売らないよ。っていうか、人身売買って言葉まで知ってるのか」
「盗賊ギルドでドレイを売るんだろ? 売られた先でメシがもらえるなら、オレ、売られてやってもいいぞ」
「確かに俺はギルドの人間だが、オランのギルドは奴隷の売り買いはしないよ。……オマエ、メシは毎日こうやって盗んで手に入れてるのか」
黒い兄ちゃんは、何が気になったのか、オレの横にしゃがみこんでそう聞いた。
「そうだよ。当たり前のこと聞くなよ。この季節、残飯は腐ってて拾えやしねぇ。物乞いやスリは大人がやることだ。だからオレたちは、適当にかっぱらいするしかねえじゃんよ」
「盗みはするな……と言ったら、オマエは明日からメシが確保出来ない?」
「だからそうだっつの。当たり前のこと聞くな」
「じゃあ逆に、もしメシが確保出来れば、オマエは盗みをしなくていいんだな」
「…………はぁ? だって、かっぱらわなきゃメシの種なんて落ちてないぜ?」
「だから『もしも』だよ。もしもメシの種が落ちてたら?」
自分の膝を抱くようにして座り込んで、兄ちゃんはじっとオレの目を見つめてくる。にこりともしない、なんだかこっちが動けなくなるような、そんな視線だ。暗い路地裏で、髪も目も、肌さえ黒い兄ちゃんはなんだか影みたいだった。でもその視線を見てわかった。さっきは黒くてわからないと思ったけど、やっぱりさっきのは笑ったんだ。ほんのかすかに。
「……うん。そう、かな? かっぱらう物を探して歩いてたって、ありつけない日も多いし。確実にメシの種が拾えるなら、かっぱらいなんて分の悪いことはやらねぇよ。場所を間違えば、ギルドの人間に捕まることだってあるしな」
「ギルドには、入りたくないのか?」
「そんなんじゃねえよ。オレたちにとっちゃ、ギルドはアコガレだ。ギルドに入って出世したやつだっているんだぜ!? いい服着てよ、肩で風切って歩くのってカッコイイよな! たださぁ、スカウト来ねぇんだよなぁ。スラムのガキなんて余ってるから、人買いだって来やしねぇ。かといって、売り込みに行ったって、オレみたいなガキなんかありふれてるだろ?」
ふ、と兄ちゃんが視線を逸らした。足下の石を見つめてるみたいだ。
「まぁ、カッコイイかどうかはともかく……俺がオマエに仕事をやろうか?」
「なになに!? 兄ちゃん、スカウト!?」
「スカウトじゃないし、表だってギルドに入れることは出来ない。オマエの年齢でギルドに入ることは難しいし。……ただ、盗みはあまりさせたくないと思ってな」
「で? 仕事ってなに? 使い捨てならごめんだよ。ヤバイ場所にステイシで放り込まれるくらいなら、オレはゲオルグ爺さんからパンをかっぱらうほうがいい」
「……捨て石なんて言葉まで」
足下を見つめたまま、兄ちゃんがくすりと笑った。顔を上げてくれれば、笑った顔が見られるのに、と思った。
「仕事は簡単だ。使い走りだよ。あと、時々スラムで起こってることを教えてくれればいい。慣れてきたら仕事を増やすかもしれないが」
兄ちゃんが仕事の説明をして、オレの住んでる場所を聞いて、そしてオレが時間をかけて肉を食い終わった頃。
「早速明日から……と言いたいところだが、その前に……」
兄ちゃんはオレの首根っこを掴んで、引きずって歩き始めた。
「ちょっ! なんだよ! やっぱりどっかでオレを消す気かよ!」
「……消すのはオマエじゃない。その臭いだよ。石鹸を買ってやる。河原で少し洗え」
途中で小さな石鹸を買って、ついでにオレのサイズに合いそうな古着を1つ買って、兄ちゃんはオレを引きずったまま河原に下りた。
オレだって、夏の間は水浴びをすることくらいある。ただ、スラムに流れるどぶ川じゃ洗ったんだか汚したんだかわからない状態になるだけだ。
ハザードの隅っこで、流れの緩やかなところに足を突っ込む。
生まれて初めて使った石鹸は、なんだか泡が気持ち悪かった。
「……石鹸の使い方は知ってるか? ……ああ、そうだ。オマエ、名前は? 俺はカレン」
「え? なに? もっかい」
川の中で石鹸をいじっていたせいで聞こえなかった。
「俺はカレンだ。オマエの名前は?」
「最近は呼ばれてないけど、親が生きてた時はヘザーって呼ばれてたよ」
「ヘザー? ……オマエ、そりゃ女名前だろ」
「へん、兄ちゃんのカレンだって女名前じゃねぇか」
石鹸の使い方はわかった。だから服を脱いだ。
「馬鹿、俺のは……………………え?」
「……どしたんだ、兄ちゃん?」
「オマエ……女の子か」
「見てわからなかったなんて、失礼な兄ちゃんだな!」
「……わかんねえよ」
オレ、そんなに汚れてたかな。
「……これはさ。聞き流してくれて構わないんだけど」
兄ちゃんは、オレのほうを見ずに呟いた。兄ちゃんの視線はハザードのどっか中途半端なところにいっている。
石鹸の泡が黒くなって下流のほうに流れていく。
兄ちゃんがぼそぼそと喋る言葉は、体や髪を洗う水音に紛れそうになる。
「本当は……俺がオマエに仕事とその報酬を渡すことや、こうやってオマエを拾って世話を焼くのは、オマエを甘やかしてることになるのかもしれない。……俺がオマエに会ったのはただの偶然だし、今の俺はオマエのことを何も知らない」
兄ちゃんが言うことは少し難しい。オレにはよくわからなかった。けど、泡と一緒に流しちゃいけないことのような気がした。
「……ただ、盗みを糧とする者が、偶然の出会いから盗むことをやめられるとしたら……」
その後の言葉は聞こえなかった。兄ちゃんの声が小さすぎた。
最後の仕上げに、兄ちゃんが買ってくれた古着を着る。スラムでうろつくからあまり身綺麗にしちゃ目立つだろうと言って、色褪せた麻の服を選んでくれたけれど、それだって今まで着ていたぼろ布よりはずっと服っぽかった。
「しまったな……。服は男の子用だったか」
「いいよ、このほうが動きやすいし。スカートなんて代物、こっちから願い下げだぜ」
「まぁでも……化けるモンだな。洗ったら可愛くなったじゃないか。……髪もてっきり焦げ茶だと思ってたんだが」
ぽん、と金色になったオレの頭に手を置いて、兄ちゃんは笑った。今度こそはっきりと、オレのほうを向いて笑った。
きらきらする髪は目立って、かっぱらいも難しくなるから、多少汚れていたほうが便利だったんだけど。でも、綺麗に洗ったことで、兄ちゃんが触ってくれるんだったら、金色の頭でもいいやと思った。
「明日の昼、さっきの肉屋の裏まで来い。仕事をやるよ。……だからもう盗むな」
「仕事と報酬をくれるってんなら盗むまでもないけど……なんでそんなに盗ませたくねぇんだよ。オレの手際、そんなに危なかったか?」
「……そういう問題じゃないさ。俺の主義の問題だ」
「でも兄ちゃんは、盗賊ギルドの奴だろ?」
「ああ。……それでも俺は、盗まない主義なんだよ」
「でもさー。かっぱらいやってんの、オレだけじゃないぜ?」
「……1人も減らせないよりはマシだ」
兄ちゃんの返事はオレにはよくわからなかった。
もしも今日、薫製肉をかっぱらったのがオレじゃなくてナイジェルだったら、兄ちゃんはナイジェルに仕事をやったんだろう。そして、ナイジェルに笑いかけたんだろう。レイフ爺さんがかっぱらったら……いや、あの爺さんじゃあの路地まで歩けねぇや。
兄ちゃんはきっとオレじゃなくてもよかった。
でも、いや、だからオレは兄ちゃんに捕まってラッキーだったと思った。
「んじゃ、また明日な」
兄ちゃんの最後の言葉の意味を考えていると、兄ちゃんがぽんともう一度頭を叩いて、そう言った。
「うん、また明日な!」
オレもそう答えた。
いつもの路地に帰って、いつものぼろ毛布に潜り込む。身体からは石鹸の匂いがしてて、ぼろ毛布の臭さが際だった。けれど周りの奴らはオレのほうが臭いのだと言いたげに、じろじろとこっちを見る。石鹸の匂いが漏れないように、毛布をしっかりと身体に巻き付けて、オレは今日の出来事を思い返していた。
今日はいい日だった。きっとあの薫製肉が美味かったからだ。1ヶ月ぶりに肉を食ったからだ。明日も……いや、明日じゃなくてもいい。来月でもいい。もう1回、あんな肉が食えたらいいなと思った。あの肉は美味かった。ゆっくり、って言われてゆっくり食ったらもっと美味かった。
そういえば……そんな言葉を聞いたのは初めてかもしれない。急いで食えよと言われたことはあるけど、ゆっくり食えなんて言われたことはない。なんだか耳が熱くなったのを憶えてる。体を洗う前で良かった。もしも洗ってからあんな風に熱くなったら、顔が赤くなってるのが兄ちゃんにばれたかもしれない。
もう一度、ぎゅっと毛布を握りしめて……そして気付いた。この石鹸の匂いは、「明日が待ち遠しい」なんてふざけたことを言ってた奴と同じ匂いだ。
オレは、生まれて初めて明日が待ち遠しいと思った。
■ あとがき ■
本当はもっと長い話でリックを主役に考えていたんですが、リックだとなんだか犯罪のニオイがしそうなのでやめました(謎)
この作品の感想をお寄せください
琴美
さんの感想
(2006/10/21 18:49:14)[3]
リックじゃ確かに(以下略)ですね。それはそれとして、ヘザーの存在がカレンの立場と心の置き所の微妙さを補っていく。そんな未来を思い描いてみたりして。カレンの煩悶が少しこれで和らいだなら、嬉しいことだと思います。
明日、というテーマに相応しい作品を読めてよかったです。
振一朗
さんの感想
(2006/9/16 22:26:29)[2]
なんとも明確に打ち出してくれました。
交流神の神官であり、同時に盗賊である、ちょっとスキル的にボーダーな位置に立っているうちの子を。お世辞にも饒舌とは言い難いキャラで、台詞だけでそれを表現するとはね、、、。
実を言うと、スラムの子供たちとの交流というのは以前考えてたので、このエピは本当にありがたいものです。自分で考えたのは、もっと堅苦しいものだったので、お蔵入りになってたのです。自分的に、ここで復活というところでしょうか。ありがとう。
小町小町
さんの感想
(2006/9/16 21:40:12)[1]
あー、確かにリックだと犯罪のニオイというかEPのアップ場所を変えないといけないと言うか。そんな感想を持ちました小町小町です。
ええと、カレンさんの「一人でも助けたい」と言う想いと、その思いのおかげで「明日」に焦がれることが出来たヘザーさんの、何とも柔らかな物語だなぁと思いました。カレン、格好いいです。ヘザーさん、可愛いです。これからの二人になんだか期待したくなっちゃいました。
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