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No. 00042
DATE: 1999/01/08 01:21:19
NAME: ケイド
SUBJECT: 冒険日記(1)
新王国歴510年12月28日
冒険している最中にみんなで順番に日記でも付けていこうと冗談でいったら採用されてしまった。
自分の軽はずみな発言に奈落の底より深く反省する。
つうか、何でこんなに乙女チックな日記帳を持ってるんですかガーディンさん!?
そのことが凄く疑問でなりません・・・・・
取りあえず、早朝にきままに亭の前で集合。
すると狙ったかのようにシオンさんが見事に遅刻。いつも通りである。
そしてオランから川を下り一気にカゾフまで移動する。
だが、ここで重大なことに気が付いた。
実はウィントさんが船酔いする体質であったのだ!!
しかもかなりの重度らしくあまり揺れないと言うのにもう死体のように船倉で寝転がっているのである。
かなりオイしい、もとい可哀想なウィントさん。
こんなウィントさんをほっておけるほど我々は情のない人間では無いので、ウィントさんをからかいに、もとい励ましに船倉までわざわざ赴く。
せっかくだから、手にはリボンやら、化粧道具などの女装グッズを満載していった。
勿論弱っているウィントさんに抵抗する力などあるわけもなく、すぐにウィントさんは見るも無惨な姿へと変貌した。・・・・・・合掌。
・・・・・・・・・あとウィントさん、ちなみに言い出しっぺはオレじゃないです。アーディさんです。復讐するなら一番最初はーディさんにして下さい。まずオレにするのは筋違いです。
その辺だけはハッキリいっときます。
それから夕方までのしばらくの間は各自分担された仕事をやる。オレに当てられた仕事は調理補助。ただ乗りするのだから当然のことだが狭い船室で揺れる中での作業はやはり疲れる。
まあ、アーディさんやシオンさんみたいに肉体労働じゃない分まだマシかも知れないが芋を何十個も剥いてるといい加減嫌気がさしてくる。
夕食後、ウィントさんには見るからに不味そうな紫色した液体が渡される。
船長さん曰く。
「船乗りに伝わる強力な船酔い止め。これが効かないヤツはいない!で、これを作るにはだな・・・」
材料や、製造方法についてはここに書くことすら嫌なので書きません。つうか、一刻も早く記憶の中から忘れてしまいたい・・・・・。おっさん、そんなモン人にのませんなよ。
余計吐いてしまいそうな気がするのはオレの気のせいか?ウィントさんが飲んだ後に顔色が土気色に変色していったのはやっぱ薬の味のせいだと思うんですよ。
・・・なんか書き殴りなったような気がするがまあこんなモンかな。今日はこの辺で止めておく。
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