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No. 00065
DATE: 1999/08/22 00:05:22
NAME: リュイン
SUBJECT: 三日間の出来事
私はすっかり忘れていた
外で探索する時の知識がないことを・・・。
それを思いだしたのはオランから少し離れてからだった
だけど今さら戻るきはなかった
今、一人でじっくり考えないと自分が保てないから・・・・。
だけどこの戻らなかったことがあとから後悔になるとは、この時おもいもしなかった
一日目
たぶん予定のところへんまで来たとおもう
そこで偶然、野営の用意をしている冒険者に会った
一人で野宿するのが怖いと言うとこころよく仲間に混ぜてもらった
リーダーでファイターのジャン。プリーストのユキ。シーフのバッシュ。ソーサラーのエレノア
もう一人のファイターのアクア。そしてレンジャーのルーベルの6人パーティーだ
私も自分のことを紹介した。そしてここにいる簡単なわけも
それからいろいろ語り合った
二日目
朝食がすむと私はその冒険者達と別れ先を急いだ
少し歩いてから街道を外れ森の中に入った
やっぱり、どうすればいいかわかんなかったけど、冒険者のカンにまかせて進んだ
と言いたいが、私はなにかいやな感じがしたので急いで街道に戻ろうとしたが遅かった
盗賊が私の回りをかこんでいたのだ
「よ〜姉ちゃん。こんなとこに一人で来るとはな。あり金、全部おいてけば体と命だけは助けてやるぜ・・・けけけ」
リーダーらしきものが言う
「っはん。俺は男だぜ。どこに目をつけてやがる」
リーダーらしき男は目を細めた。私はすぐにまずいことを言ったことに気づいた
「ほぉ〜そうか。ならじっくり確かめさせてもらうぜ・・・けけけ。やろーども、やっちまえ」
「おー」
リーダーらしき男の一声に下っ端盗賊達は私に詰め寄ってきた
仲間が誰もいない孤立無援の状態なので私は恐怖したのかもしれない
普段なら何とかするやつらなのに私は逃げ出していた。逃げ切れるわけないのに・・・。
あっという間に私は盗賊に取り押さえられていた
上の服を破られたとき誰かが「やっぱり女でしたぜ」と言ってたきがしたけど、わかんなかった
何も考えれなかった・・・。
逃げ出した時からそんなにかからないと思うがその間ずって、兄弟・仲間・そしてオランで知り合った人達の顔が浮かんでは消えて行った
次の瞬間
「いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
自分でも信じられないくらいの大声で叫んでいた
助けが来るわけでもないのに
「なにかあったんか!!!」
いや助けは来た
盗賊達は声のほうに数人行った
それから争いの音が聞こえてきたがすぐに盗賊達は逃げて行った
私は助かった。だけどそこから動かなかった。いや動けなかった
呆然としている私の回りに来たのは、昨日知り合った冒険者達だった
ユキが私の姿を見るなり自分がつけていたマントを外してかけてくれた
私はいつのまにか泣きだしていた
そんな私をあやすようにジャンが手を伸ばしてきたが、私はその手を乱暴に払い、脅えた
「ご、ごめんなさい。私にふれないで」
その一言で彼らは全てをさとったようだ
そう私は彼らのおかげで貞操こそ失わなかったもののあの地獄のような時間のせいで男に恐怖をしていることを・・・
それからユキが私に服を貸してくれた
彼らはパダに行く予定だったのにそれをやめて私をオランまで送ってくれると言ってくれた
・・・今一人にするとあぶないからだと言う・・・・たしかに
私はオランに戻るきはなかった。
だけど、ケイを助けると言ったてまえ戻らないといけなかった
・・・これからのことは戻ってから決めようと思う
壊れかけた演技も、今回のことで元に戻った・・・私を忘れたいがために・・・
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