No. 00081
DATE: 1999/09/04 00:27:56
NAME: アトゥム・O・レクイエム
SUBJECT: 511'summer
原曲:B'z
511'summer
この高台から 街を見下ろせば 陽炎はけむり 人は消えて
夕立を告げる 竜の声は 低くうなる雷
昼の暑さで 目が覚めて
気がつけば この街は故郷じゃない
どうして人は誰も 旅をするのだろう 教えておくれ
苦痛は夕立とともに 土にかえり また芽を出して花となり
カネの鎧は銀色に光り 目を細め、まぶしそうに見れば
剣を下げた 一人の戦士 周囲に笑顔を振りまく
時間がね あったらね もう一度会いに行くと
本当に感じてた でも行けなかった
どうして人は 大切なことを邪魔するんだろう 教えておくれ
こんな空虚のままで いつまでこの丘に立ちつくせばいいの
ほっとするような歌を 心を涼ませる水のような言葉を
もっと聞かせてあげればよかった 僕の痛みなど気にせずに生きればよかった
どうして人はいつか はかなく消えてゆくんだろう 教えておくれ
命は夕陽に焼かれ 燃えながら 旅立ち また だれかを照らすよ
命は夜闇に抱かれ 癒されて 立ち上がり また どこかに歩くよ