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No. 00113
DATE: 1999/09/24 13:25:07
NAME: セリア・リアーヌ
SUBJECT: 油断・・・そして絶体絶命
セリア・リアーヌ(好奇心旺盛な「魔法」剣士)
シャラーナ(無口なレイピア使いの女剣士)
コリン(能天気なバトルアクスを操る豪腕の女戦士)
ティア(元気一杯のチャザの神官)
ルフィーナ(天然ぼけのハーフエルフで精霊使い)
マグニス「暗殺傭兵団「龍」の副団長」(依頼者)
ナナフィ「暗殺傭兵団「龍」の魔術師」(娘)
セスン「暗殺傭兵団「龍」の魔術師」(執事)
依頼は順調だった、別荘についてからはみんな楽しくやっている。
でも、なにかが変・・・・。
なにも無いはずなのに、あっさり過ぎるせい?
・・・・・・ううん今は、判らない。
「セリアっな〜に暗い顔してるのよ」
コリンが、笑顔で駆け寄ってくる。
「あはは☆別にそんな事は、ないんだけどね」
「ふ〜ん・・でも深刻な顔してたよ?」
「う〜ん、だってあっさりしすぎて恐いじゃない?」
「依頼の事?でも、貴族が心配性なんだよ盗賊なんて、こんな所にでないよ(笑)」
そう言ったコリンを見て思った。
そう、盗賊が出るなんて噂この変じゃ聞かなかった・・・なぜ?。
やっぱり最後まで、油断は禁物だね。
「セリアそろそろご飯ですって」
ルフィーナが呼びに来る。
「はいはい」
コリンが答えて、別荘の方へ行く。
「ふぅ〜。しかたないなあ☆」
わたしも、コリン達について行く。
わたし達が行くと食事の用意は、出来ていたが依頼者の姿が見当たらなかった。
「あれ、マグニスさん達は?」
「もう、来るんじゃない」
ティアが、そう言ってわたしの方にくる。
「セリアって彼氏とか居るの?」
「ほぇ?・・なんで」
わたしは、思わず間抜けな声を出してしまう。
「くすっだって、セリアまだ女の子って感じが、したし」
「彼氏は居るよ、でも女の子って?ティアは、違うの??」
「意味が、違うの」
そう言って、ティアが耳もとまで来て言う。
「彼氏とは、もうした?」
「えっえっ・あ・・・あああ・・の・・その・・・はぅ・・」
わたしは、それを聞いて思わずパニクッテします。
「だ・・だって・・その・・結婚もしてないのに?」
「はぁ?結婚て・・・もう何言ってるの、好きならいいじゃない
結婚なんかしてなくても?」
「そう言うものなの?」
「わたしはそう思うけど、人それぞれなんじゃないまっセリアみたいのがね居てもいいけどね」
「・・・・・・・うん」
そう、言ったが気になってしかたなかった。
「おや、みなさんお揃いか、さあ食べてくれたまえ」
その時わたしは、ティアの言っていたことが気になっていて、全然注意をしていなかった。
「セリアなに、ぼうっとしてるの。早く食べなさいよ?」
コリンが、そう言ったのを聞いて食事をとり始めた。
そして、食事が終わるころにわたしは、急に眠気に襲われた。
まさかと、思ってみんなを見るとみんなテーブルに突っ伏していた。
そう、わたしは決定的なミスを犯してしまった、あれほど油断しないようにしていたのに、ティアの言った事に動揺して気がまわらなかったのだ・・。
眠り薬に抵抗する事も出来なかった・・・・。
「・・・・・・ディ・・オ・・・・・ンさ・・・・・・・・・ん」
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