No. 00167
DATE: 1999/11/02 02:48:07
NAME: アトゥム・O・レクイエム
SUBJECT: Fear of the Shade
貴族の子供の世話をしていたとき、よく夜になると子供達は闇を怖がった。
そんな時、精霊使い達話すような話を利用した
「暗い所にはシェイドっていう精霊がいるんだ。だから怖くない。俺の友達は
その精霊と話しができるんだからな」
すると子ども達はその特有の好奇心で質問してくる
「しぇいどは暗いのが怖くないの?」
フと、光に焦がれるシェイドがいてもいいかな・・・なんて思ってみた。
Fear of the Shade
I cannot escape from Darkness.
私は闇から逃げ出せない
どんなに闇を恐怖しても逃げ出せない 光輝く希望は私には届かない
闇は母 闇は父 闇は私の地
だけれど恐怖は拭えない 今すぐに飛び出したい
But I cannot escape from Darkness.Darkness is me.
私は闇から逃げ出せない 自分からは逃げ出せない
光に住むあの子達は 恐怖がないのだろうか?
I want to be a will o wisp it doesn't have a fear.
私は光になりたい
But I cannot do it. I'm a shade elemental of the Darkness!
だけれどそれは叶わない 私はシェイド 闇の精霊!
今すぐ闇を飛び出して あの子達のいる光に飛び出そう
私は光になりたい 恐怖から逃げ出したい
今すぐ闇を飛び出して あの子達のいる光に飛び出そう
私は光になりたい 恐怖から逃げ出したい
今すぐ闇を飛び出して あの子達のいる光に飛び出そう
私は光になりたい 恐怖から逃げ出した・・・
「シェイドは光に出ると消えてしまうんだよ」
そう教えると子どもは泣いてしまった。
「暗い所にしかいられないなんて可哀相」
シェイド本人はどう思っているんだろう?