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No. 00015
DATE: 2000/01/03 02:10:16
NAME: アトゥム・O・レクイエム
SUBJECT: 精霊使いへの道vol.2
リヴァースに会う機会がなかった俺は、とりあえず精霊使いとは難なのかを勉強するため、学院の門をくぐった。
学院・・・前にここに来たのは何時だろう?
そういえば杖もらった気するな。どうしたろう?
あれ、顔ぶれが・・・新入生かな?
・・・そういえば俺の机に本あったな。まだあるかな?
・・・あれ?俺の机・・・ってか部屋何処だ?
・・・ってかここ何処だ?
「あの、迷ってらっしゃるのでしょうか?」
ポニーテールの女の子だ。見たことないな・・・ってことは後輩か?
ああ・・・ちょっと迷ってて。ええっと、誰か教室一緒だったやつ・・・やつ・・・ああ・・・ウィーヘルって奴の部屋なんだけど
「あ、ウィーヘル先輩ですね!わかりますわかります。一緒に行きましょう!」
親切な娘だなあ。それとも先輩に対して気使ってるのかな?
部屋の前までついた。
そうだそうだ、こんなところだっけ?
ポニーテールの娘がノックすると、中から声が聞こえた
「お入りください」
ウィーヘルの声だ。あいつも大分会ってないから、懐かしいなあ。
ドアを開け、中に入る
俺の席は・・・・・・・・・・あれ?あんなごちゃごちゃしてたっけ?
「アトゥム!」
ウィーヘル他、見たような面の連中が、俺の面見るなり俺の席においてあった雑多な物をどけだした・・・10秒後、俺の机は見慣れた、数冊の本がおいてあるだけのところとなった。
「や、やあ、アトゥム・・・お前、生きてたんだなああああ・・・」
こいつら・・・
「あ、ありがとうな、ユクナック。こいつを連れてきてくれて・・・」
「いえいえ、先輩。この方、知り合いですか?」
この娘、ユクナックっていうのか。
「ん、あ、ああ・・・まあ、なあ・・・ご、ご苦労さん」
目が泳いでるぞ、ウィーヘル
「いえいえ☆ この建物、新しく入ったばかりの人って迷うんですよね。大丈夫、1年もすればなれますよ☆」
ん?
「貴方、新入生でしょう?魔術師目指してがんばってくださいね☆」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・俺はユクナックを睨んだ。
「やめろ!アトゥム!殺しは殺人だぞ!」
ウィーヘル他旧学友達が、俺を止めに入る
「そうだ!アトゥム!お前ただでさえ、犯罪者みたいなもん・・・ってか、すでに外見が犯罪者ってか、中身も犯罪者じゃないか!」
「安眠妨害騒音公害、あげく殺人まで積み重ねたら、永遠に牢獄だぞ!」
・・・てめえらぁぁぁぁ!
ひさしぶりに学友+後輩と喧嘩できてすっきりした気がする。もう遅いな。きままに亭に帰ろう・・・日暮れると物騒だからな♪
続く
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