きままに亭　エピソード

ヒババンゴのサーガ　( 2001/06/08 )

作者

登場キャラクター

シリル

♪怪物　悪名高き暴れ猿　その名をヒババンゴ
　恐るべき怪力　振り回す腕は丸太のように
　勇者グウィン　非力なりし男なれど
　兵法を用いれば　右に並ぶものおらず

♪しかし勇者グウィン　その寝ぼけ眼は何を映す？
　昼寝もよいが　もう起きよ
　暴れ猿を退治せよ
　踊っておるわ　化け猿め　
　山の頂上　尾根の上　リズムに乗ってズンタカタ
　
♪勇者グウィン　男の中の男なれど
　勇者グウィン　か弱き体
　しなやかな肩と　細い腕
　ひらめく剣は勇者によく似た　細きレイピア
　抜かれたところを　見たものはおらぬ

♪臆病なるかな勇者グウィン　ヒババンゴを見て腰を抜かし
　慌てふためき逃げ惑う
　率いた兵も逃げ回る
　猿の周りを駆け回る

♪その男　名高き勇者　グウィン・カラディラム
　右へ左へ　兵を自在に操りて
　幻惑のごとく　繰り出す剣は　白き光を帯びて
　朝日の中に　ビババンゴを仕留めぬ
　英雄よ　街につくなり昼寝か
　ゆっくり眠れ　今日は誰も起こすまい

（日を改めて、シリルがミルフィーユに披露したという）