ルール説明

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目次

 1. ルール
 2. 世界観・レベル観
 3. ルール・マナー
 4. イベント
 5. 店内での振る舞い方
 6. アドリブ
 7. フリーチャットへの乱入
 8. 宿帳・エピソード
 9. 座談会


ルール

 このサイトは、オフィシャル準拠とします。オフィシャルで刊行されているルールブックやQ&Aなどで認められていることを基本に考えてください。



世界観・レベル観

 オフィシャルでの暦は、全ての月が30日です。ですが、それをキャラチャに当てはめてしまっては、いちいち計算が必要になるので(笑)、それは現実の暦に合わせることとします。が、月の満ち欠けに関しては、オフィシャルそのままと考えてください。1日が新月、15日が満月です。31日や28日までの月があっても、翌月1日が必ず新月となります。キャラチャで月の話題をする時にはご注意を。

 また、ソードワールドの世界・フォーセリアでは精霊の力が働き、神が存在します。こういった話題をする際には、それを踏まえてください。別の世界とはいえ、神が居る、という世界です。子供の頃のおとぎ話に精霊の話を聞いて育つ世界です。
 同じように、現代とは違い、剣や鎧も現代よりは身近ですが、『きままに亭』があるオランは大都市です。一般市民と冒険者の違い、また、衛視の存在なども念頭に置きましょう。同じ理由で、魔法も軽々しく使えるものではありません。特に古代語魔法は、嫌悪感を抱く一般市民も多いのですから。

 TRPGを多く経験した人が、一番戸惑うのはレベル観かと思われます。
 TRPG、特に完全版前のルールブックで良く遊んだ方にしてみれば、3レベルや4レベルはあっという間に辿り着けるレベルでしょう。
 『きままに亭』では、3レベルはいわゆるプロフェッショナルという認識をしていただいています。

 1レベル:駆け出し
 2レベル:少し慣れてきた
 3レベル:プロフェッショナル
 4レベル:そこそこ仕事に困らない
 5レベル:その道では有名、師範代レベル
 6レベル:一般人にも有名、仕事を選べる

 『きままに亭』にいるのは、ごく一般的な冒険者であり、英雄ではありません。ですから、上限が6レベルになっています。
 また、こういったレベル観から、若年高レベルは風当たりがきつくなっています。
 未成年ではないからOK、6レベル以下だからOK、ということで、16才で6レベルというのも理論上は可能ですが、リアリティを持って考えれば、15〜6才の人間が、一体どんな体験をすればそんなレベルに辿り着けるのか、不可能ではないのか、ということになります。
 もしも、ここのサイトに十分に慣れて、それでも敢えてそれにチャレンジしたいと思った時にやってみてください。
 同じ理由で、1人で多くのスキルを持つことも難しいと思われます。メインスキルを1つか2つ、それに付随するものを含めて、3〜4スキルが上限と考えてください。



ルール・マナー

 いわゆるダブチャ、2つ以上のチャットに同時入室することは禁止しております。『憩いの広場』に入っているのに、店内チャットにキャラクターを入室させるとか、そういった行為ですね。この場合、どちらかがおろそかになりがちですので、どちらか1つにしましょう。
 また、同じチャットに、自分が扱う2人以上の別キャラクターを入室させることも禁止です。自作自演になりますので。
 自分の別キャラクターを使って、自分のメインキャラクターをあからさまに持ち上げる行為は、禁止ではありませんが、かなり恥ずかしいことなのでおそらくやる人はいないでしょうし、露見したらいたたまれなくなるでしょう(笑)。

 キャラクターで、喧嘩を売る行為、暴言を吐く行為などは禁止しません。マナーとして、プレイヤー発言で一言謝罪を入れておくとスムーズに運びます。



イベント

 イベントとは、プレイヤーが企画し、キャラクターを集めて参加者全員でひとつの冒険を作り上げることです。手法としては幾つかありますが、代表的なのがふたつあります。
 1つは、宿帳BBSで、参加者全員がローテーションでいくつかの場面ごとに書き込みを続け、最終的に1つの物語を作り上げるもの。
 もう1つは、イベンターが物語の設定をし、参加者が意見を出しつつ、誰か担当者がエピソードとして物語に仕上げるもの。
 お好みで選んでください。もちろん、全く新規の方法を発明するのも可です。
 イベントを起こす時に、許可は要りません。ただし、『きままに亭』がオフィシャルよりも過去の出来事である以上、歴史に残るような大事件を扱うことは禁止いたします。どんな大活躍をしても、闇から闇へと葬ってください(笑)。
 イベントでは、プレイヤーキャラクターに死人を出さないように留意願います(プレイヤー本人が望んだ場合を除く)。また、麻薬を扱う時だけは管理代行者に許可申請を願います。
 また、イベントに参加するキャラクターは、容姿登録が義務となっています。
 イベントをBBSで行う際には、宿帳BBSを使用していただきますが、その際にはタイトル部分に「○○(イベント)」など、イベントであることをわかりやすく表記してください。

 イベントにかかる日数は、イベンターから参加者に告知してください。参加者の方は、イベンターに告知された期間(拘束期間といいます)は参加キャラクターをチャットに出さないようにしましょう。
 例えば、10日間の予定で冒険に出ているのならば、その10日間は酒場には来られないはずです。ここではいつも、時間はリアルタイムで動いているということを意識してください。
 また、大掛かりなイベントとしてではなく、アドリブで仕事を持ちかけられることもあります。その仕事を請けた場合も、出発日と拘束期間を意識して行動してください。そういった軽い仕事は、実際の仕事状況などを細かくプレイすることはありません。イベントにします、という告知がない限りは、拘束期間が終了後、仕事は終わったことになります。仕事内容を宿帳やエピソードで表現するのは自由です。

 イベントにおいては、普段のキャラクターチャットで禁止されているダークエルフや暗黒神官などを扱うことも可能です。扱う場合には、イベントであることをどこか(掲示板やエピソードなど)で明確に表現することをお願いいたします。



店内での振る舞い方

 店内には、必ず店員や他の客がいます。チャットに入室しているキャラクターがたとえ1人だったとしても、目に見えないだけで、実際は他の冒険者たちや店員たちがたくさんいるはずなのです。ですから、特定の思惑(ネタ)がある場合を除き、「今日は誰もいないのね」とか「店員もいないのか…」といったような発言は避けてください。
 チャットで相手がいない場合、1人語りの相手として店員を選ぶのはもっともポピュラーな方法です。その際も、相手(店員)の発言をわざわざ自キャラ発言の中で繰り返す必要はありません。店員に何かを問われて、自分はその返事の部分だけを発言する、そうして店員に何を問われたのか、店員とどんな話をしているのかを、読み手(ROMや、後でログを読む人間)に想像させるのが、綺麗に見せるコツです。

 また、相手がいるチャットでは一問一答を心がけましょう。自分の発言に対して返事がきていないうちに発言を乱発する行為は、ログの流れを乱しがちです。タイピング速度には個人差があります。また、チャットにはリズムがあります。それを踏まえて、早い人は待つ気持ちで。遅めの人は出来るだけ頑張って、でも慌てずに(笑)。人数が増えるとログを追うのも大変になりますが、慌てずに丁寧なレスを心がけましょう。



アドリブ

 『きままに亭』では、アドリブを推奨しています。初めて会ったキャラなのに、出会い頭からいきなり「よう、久しぶり。こないだは世話になったな」などと話しかけることなどですね。
 それをうまく受けることが出来れば、なんでもない会話から面白い物語へと発展することもあり、またモニタの前のプレイヤーには、適度な緊張感が味わえます。アドリブを振られたら、チャンスと思ってなるべく受けましょう。
 先の例で言うならば、「は? あんた誰?」などと返してしまっては、話がそこで終わってしまいかねません。久しぶり、と言われたら、もうその時点で2人は知っている仲なのですから(笑)。もちろん、なんらかの思惑があって、そのアドリブを受けない選択も自由です。その場合は、違うネタを提供する覚悟があるということになりますから(笑)。

 アドリブも含め、会話を繋げることを心がけましょう。アドリブを振られて受ける。けれど、受けるだけで留まっていては、相手が繰り返し話題を振ることになります。受けてから、また自分から返す。それを心がけると、自然と会話は繋がっていきます。相手のアドリブを肯定するにしろ否定するにしろ、まず応えて、更に別のことを聞き返してみましょう。
 「よう、久しぶり。こないだは世話になったな」と言われたなら、「ああ、まったくだ。喧嘩の仲裁させられるとはな。ところで、あの時連れてた女はどうした?」などですね。常に聞き返すことを心がけていれば、アドリブには次第に慣れてくると思います。振る側も、振られる側も。あとは、経験で覚えましょう(笑)。

 また、これはアドリブだけに限りませんが、全ての会話には読解力と想像力が求められます。相手が何を言おうとしているのか、どんな道筋の可能性があり、最終的に相手はどんなものを求めているのか。それを、相手の台詞や仕草から、読み取って想像しましょう。相手の思惑をわかった上で、自分から別の道を提案するのか、それとも相手の望む道に乗ってみるのか。
 チャットは、相手がいる遊びです。出来るなら、相手と自分とで一緒に場面を作り上げるほうが楽しいですよね。



フリーチャットへの乱入

 店内カウンターは、誰もが自由に出入り出来る場所ですが、フリーチャットは参加者が場所と時間を決めるチャットです。特定のキャラとのチャットを望んで、フリーチャットに場所設定をする人が多いとは思いますが、基本的にはフリーチャットへの乱入も自由です。先に指定されている時間と場所を守る限りは、誰でも入れる場所です。
 乱入してきてもらいたいと思ってフリーチャットを設定するならば、誰もが入れる可能性のある場所を選びましょう。逆に言えば、乱入されたくないと思えば、当事者しか入りにくい設定をするのがコツです。ですが、どんな場所でどんな時間設定であっても、乱入は可能なのです。入るための理由付けをその場で即興で考える楽しみもあります(笑)。どのキャラクターがどんな理由を持てば、偶然にしろ必然にしろ、その場所に入ることが可能なのか、それを考えるのも楽しみの1つですね。
 ですから、「あの場所じゃ入れない」と文句をつけることも、「乱入されたくなかったのに」と憤慨することも、しないでください。フリーチャットは「自由な」場所です。むしろ、乱入を前提に考えましょう。
 逆に乱入する側は、先の項でも説明した「読解力と想像力」を働かせることを忘れないでください。このサイトでは「乱入」という言葉が定着していますが、それは決して、相手のチャットを邪魔する行為ではありません。より楽しむための行為です。それを念頭に置きましょう。



宿帳・エピソード

 これは、チャットと違い、相手のいない行為です。他のプレイヤーさんのキャラクターを借りて物語を紡ぐことはありますが、基本的には孤独な作業です(笑)。
 ですが、これがあれば、キャラクターをより深めることが出来ます。チャットでは語りきれないことを語るために。そして、チャットをしたことによりふくらんだ想像を表現するために。
 書く内容は基本的には自由です。また、他のプレイヤーさんのキャラクターを登場させるのにも、許可は要りません。が、自分のキャラクターが誤解されたまま描かれたとしたら不愉快に思うでしょう。書くためには、まず相手を理解することから始めなくてはなりません。自信のない方は、アップする前に一度、プレイヤーさんに下読みしてもらうのもいいですね。

 宿帳は、最近は各キャラクターの日記スレッドを立ち上げるのが主流になっていますが、もちろん単発の宿帳でも構いません。ただし、既にある他キャラクターの日記スレッドに乱入することは避けてください。そのスレッドが、日記スレッドなのか、乱入可能スレッドなのか判別がつかない場合は、プレイヤーさんに確認をとりましょう。


座談会

 月に一度、第3土曜日の23:00〜25:00(予定)に、『憩いの広場』とは違うチャットが開かれます(『憩いの広場』は通常通り)。その時間内であれば、管理代行者が必ず出席しますので、きままに亭の運営に関してのご意見・ご質問・ご要望などがありましたら、是非、その場で発言してください。
 また、議論の種になりそうな不満、悩み等々。『憩いの広場』では言いにくいことは、こちらでどうぞ。
 日々のチャットの中で何かあれば、「このことは次の座談会で言ってみよう」と、心の中にメモしておいてください。ゆとりを持って考えてくださいね。もちろん、BBSやチャットの異常等、急を要するものであれば、逐一、管理代行者へメールかICQでご連絡ください。

 管理代行者は、本来の管理者から管理権を一時預かってはいますが、全てを1人で決定するわけではありません。参加者の方の意見がなくては、何も決まらないのです。よりよい場所を作るために、みなさん協力してください。ただし、冷静になることを忘れずに(笑)。


  


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