| MENU | HOME | ネズミ熱と妄想狂 ボブ [ 2001/12/19 4:36:08 ] 　 下水の匂いを漂わせズタボロになってやってきた新米ボブ。 彼は麻薬取引の現場を目撃しただの盗賊ギルドの下っぱ幹部をはずみで殺したなど信じられそうもないことを早口で喋りまくった後、全身に負った傷から熱を持ったのかそのままひっくり返る。 彼の話を信じる者、肯定する者は誰一人としていない。 さて、真実はどうであったのか…それは神のみぞ知る…(笑) 　 与太話 ラス [ 2001/12/20 4:26:04 ] 　 酒場で飲んでたら、明け方近くになって妙な男が紛れ込んできた。 どことなく下水臭い、ボブとか言う男。 おまえ、どこの治療院から抜け出してきたんだと思うような内容の話を、至極真剣に語ったあと、ぶっ倒れる。 倒れそうになった時に、受け止めようかと思って手を出しかけたが、やめた。 なんか薄汚れてるし、臭いし……それに、野郎だし。 とりあえず、下水道に行って大ネズミが出てきて…ってあたりの話が本当のことなら、ラット・ディジーズなんだろう。 １０年以上前…駆け出しの頃にやられた記憶がある。 とりあえず、「これ」はトレルんとこに放り込んでおいて…。 トレルには「こんな時間にこんなものを持ち込むな」と文句言われたが。 それはともかく。 ギルドの幹部だの麻薬だの…熱に浮かされた与太話だろうとは思うが、どれか１つでも本当なら盗賊の端くれとして放ってはおけない。 そう思って、夕方過ぎに、幾つかの噂を集めてまわってみた。 下手なことして疑われちゃ困るんで、「ごく軽く」しか集めなかったけど。 ……………………やっぱ、ンな話、ひとっかけらもねえじゃん。 あ〜…無駄足か。酒場にでも寄って帰るか。