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一枚の図面から
ギグス [ 2002/05/04 13:29:16 ]
 今日(5月4日)、まに亭でグレアムという知識神の神官に出会った。
その男が面白そうなもんを持っていたのでちょうど居合わせたアルファーンズと見せてもらった。
見たときゃあ建築物の図面だったから興味がすぐ失せたが、古代王国に建てられたものだって聞いて俄然興味が湧いてきやがった。
何でもその神官の旦那は模型を造っているらしい。だがその図面だけじゃあ完成しないみてぇだった。

色々と話をしているうちに、俺がカゾフで調べてみるって事になった。2日後にカゾフまで船の護衛をするからだ。
二人にゃあオランで調査してもらうが。
話を聞いていると、まだその建物自体が見つかっていねぇって事から洞窟の中にでも建てられているかと思ったが、模倣して造られた料理屋があることから居住に適していそうだからその可能性も低いのか?
建物の南に海があるってだけじゃなあ・・・
まあ、その建物を造った魔術師に船好きって特徴があるみてぇだからちょっとは慰めになるかも知れねぇけど。ライニッツにも聞いてみねぇと。
それにもしその遺跡が見つかった時ゃあ行くって話にもなったしな。そういやあ居合わせた大地妖精の旦那(アラック)は結構遺跡に潜っているみてぇだったから行く時ゃあぜひともご同行願いたいね。

ただの護衛の仕事かと思っていたが面白ぇ事になってきやがったな。

あ、そういやあアルファーンズとなんとかって二つ名の刀鍛冶の造った剣の事聞いてくるって約束もしてたな。二つ名なんだっけ?(汗)
まあ遺跡の話で誤魔化せるか・・・
 
1個のアクアマリン
グレアム・コール [ 2002/05/05 2:16:24 ]
 私の手元には、十数枚に及ぶ大判の羊皮紙があります。
そのどれもが、たった1つの建物を説明する為に描かれたもの。ええ、設計図でございますね。

スタイルとしましては…ありふれてるとまでは言えませんが、さほど珍しいものではございません。
内部の見取り図などを見ると、確かに「邸宅」なんでしょう。住居目的の館と思われます。
平屋(1階)建ての、ほぼ正方形の建物は、図面に書き込まれた細かな指示をその通りに復元するなら、典型的なコロニアル様式と言えましょう。

石の土台の上に築かれた屋敷は、花崗岩を元にして、わざわざその上を白漆喰で塗り固めています。
屋根は、おそらく橙色か、レンガ色の丸瓦。…いえ、S字瓦と言ったほうがいいですかね。
それを設計した建築家“黒窓の”レスポールが、それまで設計した建物と同じように、二つ名の由来となった、鋳鉄製の黒枠の窓が幾つか配されてます。
そして、何よりも印象的なのが、パティオ(中庭)ですねぇ。
平屋の住居区に四方を囲まれたパティオの中央には噴水、そして両脇には大理石の飾り柱。
パティオの床には飾りタイルが一面に敷かれていて、その飾りタイルは船の図案を元に配置されているようです。

船が趣味だったという、屋敷の持ち主…カーリアス・クレイの趣味でしょうねぇ。
そして、この屋敷のどこかに、クレイの持ち物であった、こぶし大のアクアマリンが隠されているとか。
……いえ、本当かどうかは知りませんけどぉ〜。
在りし日には、クレイの所有する帆船の、舳先の像が捧げ持ったというアクアマリン。
ああ……アクアマリン独特の透明度を持つ、大粒の結晶……ステキですねぇ…(うっとり)

ただ、北に玄関を持ち、南側に主寝室を持つその建物の外壁に、窓は幾つもあるんですが、
南側の外壁にだけは、ちいさな明かり取りの窓しかないと…そのことが少し、気にかかりますねぇ。
それに、南東の角に、細長い尖塔が建っていることの謎も。
………ギグスさんがおっしゃってた、「洞窟内に建てられていた可能性」というのもあながち……(思案)
とりあえず、図面を元にした模型の作製を急ぎましょう。何か手がかりが得られるやもしれませんから〜。

そういえば、アルファーンズさんが調べてらっしゃった魔術師の二つ名は“暗き淵”だとか。
関連があるかどうかはわかりませんが、本日、神殿にいらっしゃったアルファーンズさんに詳しく伺ったところ、カーリアス・クレイと“暗き淵”が同時代の魔術師だったことは間違いないようで…。

ところで、書庫でのアルファーンズさんが、あまり調査に身が入ってないように見受けられたのは、
その直前にお会いしていた、ゼクシールズ神官殿との言い争いのせいでしょうかぁ?
………お身内の方だったみたいですねぇ〜…。
 
一枚の羊皮紙
アルファーンズ [ 2002/05/05 2:52:02 ]
 いつぞやの遺跡で、お宝と一緒に失敬してきた羊皮紙。
これがまさか遺跡の文献だとは思わなかったぜ、ラッキー。
が、難解すぎる・・・上位古代語で記された部分も多いし。
某日、ある魔術師にヒントとなり得る部分を解読してもらい、作業が進むと思いきや全然進まないし。
さらに数日後、関連あるか無いか定かではないが、建築物の図面を持ってきていたグレアムおっちゃん。
俺はわずかな可能性を考え、共同で調べてみることを提案。とりあえずまずは各々の情報をより明確にすることに。

・・・くそう、わかんねぇ。せめて遺跡の形さえ分かればおっちゃんの図面と共通するトコロくらい見つかるのに・・・。図に記されたモンだけは綺麗サッパリみつからねぇ。
それに今のところの唯一の手がかり「集まる場所」の意を持つ古代語。これだけじゃあ範囲が広すぎて煮詰まらねーし。
木が集まる場所、水が集まる場所、光が集まる、宝が、人が、ごみが云々。くっ、まずはヒントを掘り下げる文章を探し出すか。
気が付けばもう日は頂点に近いころだ。兄貴は居ないってゆーし、ラーダ神殿に閲覧許可もらいに行くか。

神殿の受付にて。
「おーい、グレアムのおっちゃんに面会頼む〜」
訝しげな表情の受付嬢の神官。さては俺が正式な面会人であり、さらにラーダ信者だと分かってないな。
俺が口を開こうとした直後、頭部に激痛が走った。
「いってー!!誰だコラ・・・げ」
「何が『げ』だ。ここを何処だと思っている馬鹿者が。神殿であれほどさっきのような口を利くなといっているだろう」
拳をグーにした兄貴・・・ゼクシールズが立っていた。
「何でだよ、兄貴今日は高司祭についていくって・・・いってー!」
ここは知識神の神殿だろ、暴力反対だ。しかし問答無用でゲンコを入れる兄貴。
「高司祭様、だろうが。それに高司祭様について行くのはレクシールズ司祭殿だ、一介の神官である私ではない」
くそう、グレアムのおっちゃんめ。大ボケかましやがって・・・。
「すまないな、こやつは私の弟、おそらくそれなりの理由があってきたのだろう。面会を許可してやってくれ」

・・・癪だけど、兄貴の口利きでグレアムおっちゃんに無事に会え、書架の閲覧許可も下りた。
しかし・・・グレアムおっちゃんに対して散々俺を罵って、「よろしく頼む」と無理矢理頭を下げされらた後、兄貴はいつぞやと同様悠々と帰っていく。
ぐあーっ、ムカつくムカつく、超ムカつく!
おかげで、今日の調べものは全然はかどらなかった。
 
カゾフでの一人での聞き込み結果
ギグス [ 2002/05/23 14:13:08 ]
 さて、と今回集めた怪しそうな話をまとめて見るか。

え〜と一つ目が「死への道標」とか言っていたな。今では伝説になっているって話だな。今から三百年程前までカゾフ沖に灯台の光りみてぇに光がさす事があったんだな。そんでその光の先に向かっていった船で帰ってきたのは無い、と。この光の元、或いは光の先ここら辺が怪しいな。

んで次が「満月に浮かぶ船」だっけ?こりゃあ地元の漁師が言っていた話だが満月の夜に急に船が現れて数刻で消えていったんだな。んでその船の先には水霊の像が有ったとか無かったとか・・・曖昧な話だなこりゃ(苦笑)
それにその船を見たってのは一隻の船に乗っていた数人の漁師だけだしな。
まあ、そこら辺に何かあるかもしれん、と。

三つ目が「大海蛇の屍骸の行方」か。数ヶ月前にとある冒険者が大海蛇を倒したんだってな。なんかどっかで聞いた気がするが、まあそれは置いといてだな、その屍骸を拾おうとした漁師が海流に乗って流れていくのを追いかけていったらしいが結局行方不明になった、と。ただ単に遭難しただけかもしれんがその海流の先に何かあるかもしれんな。

結局こんな所か。どれも今一曖昧なもんばっかりだな(苦笑)あ〜あ、ライニッツが用事があるとかで先に帰っちまったのがきつかったな。魔術師の事は全く調べられんかったしなぁ。まあ、グレアムの旦那とアルファーンズが何とかしてくれるか。
 
ラーダ神殿の一室
グレアム・コール [ 2002/05/24 1:39:01 ]
 ええと、アルファーンズさんがお持ちの遺跡情報に関して…私が持ってる図面と重なれば良しということで…。
いくつか、重なりそうな要因はあるんですけどねぇ。
館の持ち主の二つ名と、その紋章の謎が解ければ、綺麗におさまるんですが…。

(資料をめくる)
えと…アルファーンズさんのほうでは、魔術師の二つ名がわかってて、紋章がわかってて、場所がわからない…と。
で、私のほうでは、館の見取り図がわかってて、魔術師の紋章がわかってて、館を建てた建築家がわかってて…。
ギグスさんがカゾフ沖の遺跡情報をお持ち下さればより一層…。

ただ、私のほうで魔術師の名前がわからないんですが…アルファーンズさんがお持ちの資料にある紋章と、私の資料にある紋章とが……似た雰囲気ながらも微妙に違うんですよねぇ。剣を意匠化したものと槍を意匠化したものでは随分と……。
いえっ!(握り拳) 泣き言を言ってはいられません。
なんといっても、アルファーンズさんは不治の病(#{129}参照)で苦しみながらも、限られた命の最後をこの遺跡にかけようと言うのですから!!

あれから一週間……ええ、調べ上げましたとも! 不眠不休でっ!
ですが、このつらさも、アルファーンズさんの苦しみに比べれば……っ!(ほろり)

(ラーダ神殿執務室にて)
あ! アルファーンズさん、ようこそおこし下さいました。
ええ、紋章の謎がわかったんですよ。結果を申しますれば、2つは同じものだったんです!
槍を意匠化したデザインというのが、もとは三叉槍…ご存じですよね? トライデントだったんです。
時を経て、今ここにあるデザインのように、普通の槍になったんですが…三叉槍をデザインしていた頃に、依頼を受けた紋章作りの人物が、三叉の部分を剣の握りと勘違いして……それでも、それはそれで面白いと、くだんの魔術師はそれを笑って許したと…そんな逸話が残っておりましたぁ〜〜。
つまり、私が持ってる資料と、アルファーンズさんがお持ちの資料とは同一人物のことと考えて差し支えないかと!

……は? 目の下に隈? ええ、ここのところ徹夜でして……(えへ)
いや、お気遣い無く! 死の病に耐えていらっしゃるアルファーンズさんを思えば!(握り拳)

……へ? いえ。だって…先日……ほら、酒場で……はぁ? 勘違い? えーと……え?(汗)←真相発覚したらしい

「よう。こっちかい? お、アルもいるな。こないだカゾフで聞いてきた話なんだけどよ」

ああ……幻聴でしょうか。ギグスさんの声が。
駄目です。わたくし……ええ、ショック(←注:寝不足)のあまり……目の前が暗く…(ばたり)
 
発覚
アルファーンズ [ 2002/05/25 12:09:26 ]
 うーむ、俺としたことが古代語を読み違えるとは・・・。
今まで“淵”だと思っていた古代語が、実は二字からなる別のものだったとは・・・。
調べた結果、それは“輝き”であることが判明。
しかも“黒き輝き”は勘違いしていた“暗き淵”とまったく同時期の魔術師、間違えてもおかしくはないだろう、うん(言い訳)
よし、これで作業もはかどるはずだ。

(ラーダ神殿執務室にてグレアムの話を聞く)
・・・ほぅ、三叉槍か。なら、俺の調べた話にも引っかかってくるな。
俺の調べた限りでは、“黒き輝き”・・・ああ、名前違ってたんだよ。んで、そいつの二つ名の由来が二つあって、ひとつがその作った魔槍がそうなんだ。
魔槍「黒炎の三叉槍」ってゆーんだけど、それは暗いトコロで光を放ち、さらに刀身から黒い炎を噴き上げるって魔力があるらしんだ。その効果が二つ名の由来であり、形状・・・つまりトライデントな・・・が“黒き輝き”の紋章になっているんだそーだ。
んで、“黒き輝き”はこーゆー、暗いところで効果を発揮したり、光るものを積極的に作ったらしいんだ。その中には、手に持った宝石がまばゆい光を放つ水乙女の像、「水霊の灯台」ってゆーのがいくつか作られたらしいぜ。
もしかして、おっちゃんが言ってたアレのことじゃねーのか?
ま、何にせよ今調べてる魔術師の名前が判明して同一だったら、あとは場所の特定だけ、調子いいじゃねーか(笑)

・・・つーことでだな・・・あれ、すげー隈できてるぜ。・・・徹夜?
ふーん・・・俺が死の病か、そーか・・・って、何だそれ?

・・・は、酒場?あれは文献の作業の話だろ?・・・え、なにその突拍子も無い勘違いは、ふははは!案外おっちょこちょいだな、おっちゃんも(爆笑)

「よう、こっちかい・・・」
お、ギグス、聞いてくれよおっちゃんたらよ・・・って!倒れるなー!
おい、ギグス!とりあえずおっちゃんを運べ!
えーとえーと、こーゆー時は《癒し》か《平心》か!?
誰か神官を・・・ええい、そこの道行く・・・兄貴かよ・・・でもいい、なんとかしろっ!
 
魔術師の噂
ギグス [ 2002/06/07 23:38:08 ]
 どうするか迷っていたが結局アルファーンズには言っちまったな・・・
館の持ち主の魔術師カーリアス・クレイが海の亡者の神(ミルリーフ)の信者だって噂を聞いたって事を。
カゾフで知り合った魔術師に聞いた話だったが。ほんとかどうかは分からんがな。
ま、この魔術師には悪いが俺達のほうが先に見付けてみせるさ。

しかしアルファーンズとラスの話をしていたらラスが店にいやがったのには驚いたな。しかもしっかりと話を聞かれてたしな(苦笑)
それにしても何でか分からんが機嫌が悪そうだったな。(宿帳「不機嫌の理由」参照)

「何も考えたくない時どうする?」

って聞かれた時にゃあ困ったが。普段からあまり考えてねぇからな。
だからって何も考えたくねぇことが無かったわけじゃねぇ。そんな時ゃあいっつも一人で塞込んでたな。他人に弱みを見せたくねぇからかな。ラスもそうかもしれんな。分からんが(苦笑)
ま、今の俺にゃあ相談できる仲間がいるから一人で塞込むだけじゃねぇが。ラスにもそんな時に相談できる仲間・・・いるわなあいつなら。

ライニッツ何してるかな?忙しいから出来るかどうか分からんって言っていたが館の魔術師のことについてなんか調べてくれてると助かるんだがな。グレアムの旦那もアルファーンズも魔術師じゃねぇからな。え〜と「目には目を歯には歯を」だっけ?とりあえず魔術師の事は魔術師に頼むのが良いって事だな。
ライニッツのところにでも行って・・・ってこんな夜中じゃ無理だな(苦笑)

しかし、ラスも言っていたがアルファーンズはガキだな(笑)ま、実際にガキだからしゃぁねぇな(笑)

館の持ち主がミルリーフ信者って噂をグレアムの旦那には話した方が良いのか?驚いた旦那がまた倒れたらどうすんだ・・・とりあえず黙っとくか?ライニッツと相談してみるか・・・
 
飾りタイルに祈りの句
グレアム・コール [ 2002/06/09 2:50:11 ]
 さてと……えーと、図面のほうは一段落しましたねぇ。
紋章の謎も解けて、アルファーンズさんのほうでも、2つ名がある程度解釈できているようで。
そうすると、やはり場所の特定…ということになりますかぁ。

……それにしても。私が調べてる館の中庭…そこには一面、飾りタイルで絵が描かれてるんですけどもね。
特に、と注文されて焼かれた大きなタイルがあるらしいんですよねぇ。
そして、そこには祈りの文句が書き込まれていたとか。

祈りの……そうですねぇ。私にとってなじみ深いのはラーダへの祈り。
まぁ、他の神殿の方との交流もありますから、五大神への祈りはだいたい聞き覚えがありますが。
それに、以前、ちょっとした事件(PL注:イベント「失われた力」)のおかげで、破壊神への祈りというのも…ええ、少しは調べることになりましたが。
そのどれとも違うようで。
調べましたけど……どうやら、これも邪神への祈りらしいんですねぇ……。
しかも、海の邪神、ミルリーフ(溜息)。

ああ…ギグスさんは、以前は船乗りだったとお伺いしたことがあります。
あの人がミルリーフという言葉を聞いて、ショックを受けたり激しい忌避感を抱いたりしないでしょうか…。
ええ。私は、単なる知識として捉えるのならば、邪神のこととて大丈夫ですが…ギグスさんは、海を自分の場所としてらした方ですしねぇ…。
このことは、ギグスさんにはしばらく内緒にしておきましょう。ええ、きっとそのほうが。

あとは…そうそう。どうやら、図面の中にある、1本の高い尖塔というのが、灯台としての機能も持っていたらしいですねぇ。
これは話しておいたほうがいいでしょう。
灯台には、光を投げる機能とは別の機能を持った魔法の仕掛けがあったらしいんですが…これはアルファーンズさんのほうの資料にありそうですね。
では、アルファーンズさんの宿を訪ねてみましょうか。
ミルリーフのことも、ギグスさんには内緒で、と…お話してみましょう。
 
文献の一節
アルファーンズ [ 2002/06/12 20:44:17 ]
 ふ・・・ふふふ・・・ふははははは!
終わった、ついに終わったぜ!やっと文献の解読が一通り終了した。
あとは現地に行って、この場所に当てはまる場所を探すだけだ。
俺が時間をかけて解読した、場所を示している(と思う)文章がこれだ。


大海へと赴く愚かなる咎人たちがいた。我が祈りを聞き入れし死という慈悲を与えたもう神に魅入られ、汝らはその死したる身体を我に捧げる運命にある。その死したる肉体集う場所、其処は流るる海の消え入る場所。そこは人寄らざる高き険しき岬のもと。
その奥には彼の「黒窓」が作りし頑丈なる門に守られし我が楽園・・・


さぁーて・・・こりゃまたパッと聞き、思いっきりミルリーフっぽいじゃねーか。
これで、ギグス、グレアムおっちゃん、俺の3人とも邪神の情報をつかんだわけか。これはマジだな、ミルリーフ信者だったてことは。
ま、ともかく、場所のだいたいの位置は、ギグスの言ってた「海蛇の死骸が流れていった海流」に関係あって、その海流が流れ込んでいる「人が近づかないような危険な岬」ってのがあったりする場所ってトコだな・・・この文章が場所を特定する部分ならの話だけど。
どっかに「禁断の場所」だとか言われてるのがあれば、確かめられそうなのにな。
今度ギグスに聞いてみるか・・・でも、海流は危険だとか言ってたし・・・もしそうだとしても、どうやって行けばいいんだろーな・・・。
あとグレアムおっちゃんが言ってた、灯台の別の魔力か・・・。それっぽいのも、また探さないとな。ま、いざとなったら移動しながらでもいくらでも調べはつくし。
とにかく、まずはこのことを二人に話してみねーとな。
 
ライニッツと話をして
ギグス [ 2002/06/12 21:59:18 ]
 う〜ん、ライニッツの話によると古代王国の魔術師が神さんを信仰してるって事はかなり珍しいみてぇだから、そんな噂があるって事はミルリーフ信者の可能性がが高いって事だな。こうなって来るとますますグレアムの旦那に話しておいた方が良いかどうか悩むとこだな。現地でいきなり判明して卒倒って言うのが一番困るしな(苦笑)

そういやあライニッツの奴その噂を聞いた魔術師に注意した方が良いかもしれんとも言っていたな。確かにそんな事を話すってこたぁ逆に遺跡に近づいて欲しくねぇって事かもしれんからな。

後はカーリアス・クレイって魔術師が本当にミルリーフの信者だとしたらライニッツが最近見つけたって言う古代王国に神さんを信仰していた奴らを狩っていたって言う奴の日記に期待だな。何でもどんな奴が信仰していてどんな場所に潜伏していてどうやって狩ったかってのが事細かく記されているらしいからな。ひょっとしたらその日記から遺跡の場所が特定できるかもしれん。

しかし悪趣味な奴もいたもんだな(苦笑)ま、そのおかげで遺跡の場所がわかるかも知れねぇんだから文句は言えんな。

しかし、よく分からん難しい話だったな。古代王国の魔術師が何で神さんを信仰しなかったのかとかなんて別にどうでも良いのによ。おかげでめちゃくちゃ眠ぃぜ。一眠りしてからアルファーンズとグレアムの旦那に会いに行くか。
 
地図の一点
グレアム・コール [ 2002/06/15 0:25:36 ]
 あははははぁ〜〜(笑)
いやぁ、参りましたねぇ。ねぇ、ギグスさぁん?(ほにゃ)
「ギグスさんには内緒で…」とミルリーフの話をしたら、アルファーンズさんに爆笑されてしまいましたぁ〜。
もう。知ってたんなら、おっしゃってくださいよぉ〜〜(笑)

あ。場所を特定できるかも…なんですか?
あのですね、あのですね(嬉しそう)
私もひとつ見つけたんですよぉ。“黒窓”の図面から、計算してみたんですぅ。

どうやら、館を建てた場所というのが、海岸から船でまる1日離れた島の上なんですね(にこにこ)
………は? そんなことくらい最初からわかってる? それがどうした?

あはははぁ(笑) イヤですよぉ。
海岸から、まる1日の距離。そして。以前に私が言っていた、屋敷の南の小さな窓から光が射し込むような…と。
そうなるとですね。屋敷の図面を見ると、南の外壁にある窓に光が射し込むためには…(図面を広げ)この角度じゃないと光は射し込まないんですね。

…で、こちらが、ダリートの…ええ、この屋敷がダリートにあると仮定して、ですが(ほにゃ)
ダリートの在りし日の大まかな地図です。重ねると…カゾフの岸から1日の距離で、屋敷の南がわに大きな建物がなく、海に面していて、光が射し込む角度……計算するとここになるんですよぉ(1点を指さす)

あ。でも海上都市ダリートではなくて、単なるどこかの小島だったら、この計算は成り立たないんですけどね(てへ)
 
一致
ギグス [ 2002/07/05 17:56:46 ]
 「これを見てください」

そうライニッツに言われるままに見た羊皮紙。其処には神を信仰していた奴らを狩っていた奴の日記を訳したもんが書いてあった。

“カーリス・アークレイ。頭の切れる男だ。まさか海上都市ダリートの一部に本拠地を構えているとは。道理で見つからなかったわけだ。しかし奴の本拠地が分かったからにはこちらの物だ。3日後には………”

コイツは………。
これで場所が分かったな。後は海流をどうやって乗り越えるかだな。まあ、そいつは現地で腕のいい船乗りを探すしかねぇかな。

とりあえず報告だな。二人の喜ぶ顔が目に浮かぶぜ。
 
収穫
アルファーンズ [ 2002/07/08 21:58:21 ]
 お、そーか、ギグスのほうでも一致するような有力情報ゲットか。
俺もわざわざパダの知り合いんとこまで行って情報仕入れてきたぜ。
俺も、古代の日記みたいなやつの写しもらったんだけど・・・

『奴の拠点には死者や魔物でさえも海底へと沈めてしまう海流が渦巻いているという。複雑な地形が作り出すまったくの自然の海流らしい。だが、その自然の地形故に、海流の危険に晒されていない場所もある。船で渡るには相当の腕が要るらしいが、いざとなれば魔法を使って飛び越えていけばなんとかなるだろう』

ってな。
結局、その後この連中は飛行の魔法を使ってわたったらしいけど、一流の腕の船乗りなら乗り切れないこともないらしい。って知り合いがいってたんだけどな。
とりあえず、そーゆーことだから、腕のいい船乗りの斡旋、プロのギグスに任せたぜ?(笑)
 
仲間探し(役立たず編)
グレアム・コール [ 2002/07/10 0:25:12 ]
 ギグスさぁ〜〜ん、いやですよぉ(おばちゃん風仕草)
発音が違いますぅ。「カーリス・アークレイ」じゃなくって、「カーリアス・クレイ」ですってばぁ〜(ほにゃ)

と、まぁ。それはともかくとして…ですね。
やはり、重要なのは、同行する面子! これだと思うんですよ(うんうん)
とりあえず、ギグスさんは戦士さんでいらっしゃいますし、アルファーンズさんも「戦う知識人」でいらっしゃいますし。
遺跡に行くとなれば、やはり、魔術師、盗賊、精霊使い、神官…このあたりを…(指折り数え)

…………………おや。わたくし、何か間違えましたか?
お2人ともそんな、なんと申しますか、不思議そうな……いえ、呆れたような顔をなさって。

(指さされ)……神官? ……………(ぽん☆)そうですそうです。神官は私でしたぁ〜。

はい。それもまぁ、ともかくとしまして(汗笑)
盗賊のかた…ですね。街なかにおいては情報を、そして遺跡においては罠と鍵を。
ええ、そういった技を持っている方が必要と言うもの。
そこで、わたくし、知り合いに盗賊さんがいらっしゃいまして! 聞いてみたんですよぉ(笑)

ええ、カレンさんとおっしゃるチャ・ザ神官さんなんですがね。
そういった、指先の技も得意だということで……あ、結果ですかぁ?
はい、それはもう清々しく断られましたぁ〜〜〜。チャ・ザの夏祭りを控えて忙しいとか。
………いや、アルファーンズさんもギグスさんも…そんながっかりした顔を…。

いえ、そこでカレンさんに紹介していただいたんですよぉ(笑)
なんでも、カレンさんの相棒の方で、盗賊の技を持ち、かつ精霊使いでもいらっしゃるとか。
ええ、頼もしいじゃありませんか。おや、お2人ともご存知でいらっしゃる?
それなら話は早いですねぇ。……え? 結果、ですか?
はい、それはもう爽やかに断られましたぁ〜〜〜。遺跡から戻ったばかりだし暑いからと。
………あの…アルファーンズさんもギグスさんも……そんなお怒りにならないで……。

あとは…私の知り合いというと……草原妖精の方、とかですかねぇ………。
 
船乗り探し
ギグス [ 2002/07/10 22:36:29 ]
 ・・・ちっ。見つからねぇ。
港で地図を見せながら腕の良さそうな船乗りに片っ端から声かけたって言うのによぉ・・・

よっぽど危険な海流って事だなこいつは。そりゃそうだわな、他の船が侵入してくるのを防ぐように出来てんだから・・・って事はどうやってカーリス・アークレイ(まだ間違っている)は自分の遺跡から船で出入りしてやがったんだ?腕の良い船乗りなら越えられるって話だがひょっとしたら安全なルートがあるのかも知れねぇ。それならある程度の腕・・・俺くらいの腕でもいけるかもしれん。

そういやあ、この前カゾフでふと知り合った海賊が確かこの当りの海(遺跡があると思われる当りの海)で知らねぇ事はねぇとか豪語してやがったな。
そいつを締め上げるか、おだててみて聞き出してみるか。いざとなったらそいつごと船を雇うって手もあるしな。

後は二人と相談して、だな。海賊ってだけで敬遠しちまうかもしれんからな。
それよりも他の仲間は見つかったのか・・・?(無責任)
 
女の子・・・もとい仲間探し
アルファーンズ [ 2002/07/10 22:47:27 ]
 む・・・(きゅぴーん)
ちょいとそこ行くローブ姿のおじょーさん!
恐らく未発掘でとんでもなく儲かりそうな遺跡の話があるんだけど一緒にどーですかっ!?
え・・・まだ見習いだし駄目?・・・あ、そーですか・・・。
はっ(きゅぴーん)
そこでお酒飲んでるおねーさん!
つかぬ事を聞きますが、精霊は使えますか?あ、使える。じゃあ一緒に遺跡へどーですか?多分未発掘の・・・え、もうちゃんとしたパーティ組んでるんだ。・・・残念だ。
(同じ事を役10回くらい)
あーくそっ、今日は日が悪いのかな・・・。
全然ひっかからねぇ・・・こちとら真っ当に仕事の面子探そうとしてるのによ(滅)
あーあ・・・この際、男でも良いから声かけるかな。男、か・・・ライニッツは誘えねーかな。ギグスの相棒だし。霊は・・・誰かいたっけか?
鍵の方、エルメスはちゃんと話しといてくれたかな・・・。
ま、グレアムおっちゃんの方でも何人か見つけたかもしれねーな。後で行ってみよ。