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祭りで儲けよう!
ノースクリフ [ 2002/08/05 23:04:47 ]
 僕の実家では、宝石とか、装飾品を売っている。
高級店を気取ってるから、あまり大衆的な…ま、平たく言えば安いものは売りに出さない、というか買い取らない。
そこで、せっかく作ったものを持って帰るのもかわいそうなんで、僕が個人的に買い取ったりしてる。
もちろん、適正価格で。当たり前じゃないか。

…で、気づいたら、結構な数になってた。
それで、どうせ僕が持ってても使わないから、祭りを利用して売ってしまおうと思ったんだ。
もちろん僕には神殿の仕事があるから、代わりの人に頼んで、さ。
よく神殿に来る信者さんなんだけど、最近お金に困ってるって言ってた。
…僕の見た限りでは、貴族相手に絵画を売るのが合ってるとは思えないけど、お父さんの後を継いだばかりで苦労してるらしい。

結果。…いやぁ、売れた売れた。高い耳飾まで売れて、なんと完売。
なんか持ってた水をがぶがぶ飲んでお礼に宣伝してくれた愉快なお兄さんのおかげなんだってさ。

儲けは売ってくれたお兄さんと山分け。今年も祭りは楽しかった。まる。
 
祭りで金欠だ!
アルファーンズ [ 2002/08/06 14:48:58 ]
 くそう、なんで俺様がたかだか水の一瓶でこないなことせーにゃあかんねん(謎言葉遣い)
と、いうことで行きつけの飯屋。たまたま知り合いのおねーさんを発見する。
「ねぇねぇ、おねーさん。素敵な銀細工の売ってる露天あるんだけど、どう?」
「えー、露店って高いんでしょ?あ、そうだ、アル君買ってくれないかな?」
行きつけの酒場。前に冒険を一緒にした子に会う。
「おーい、ちょっと良さげな銀細工の露店あったんだけど、行ってみる気ない?」
「うーん・・・露店かぁ。アルが買ってくれるんなら良いよ」
行きつけの冒険者の店。気心しれた冒険仲間にも会う。
「なぁ、銀細工の露店があるんだけど、行ってみねーか?」
「お、なんだデートのお誘いか?アルファーンズが買ってくれるなら、快く承諾してやろう、あははは」

・・・気付いたら、声かけた3人全員に奢っていた。ちょっと待て、なんでこーなったっ!?俺は宣伝をするはずじゃなかったっけ、何で俺が買ってあげてるんだ!?
「何だか悪いわねぇ・・・半分冗談だったのに・・・。でも、ありがとう(にっこり)」
「わー、綺麗だね、コレ。ありがと、アル君(にこ)」
「さんきゅーな、大事にするよ。そうそう、ちゃんと宣伝もしといてやるよ(にっ)」
・・・・・・やっぱコレで許しちゃったりするんだよな(にへ)

後日、銀細工屋の商品が完売したことや、雑貨屋のバイトで稼いで、貰ったばかりの給金が半分以下になっていたとこはまた別の話だったりする。