| 日記 |
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| サファネ [ 2003/03/23 0:03:11 ] |
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| | 久しぶりに、日記をつけてみることにした。 そう思い立ったのには理由なんかない。ただ何となく、だ。
3の月21の日 今日は二日連続である冒険者と会った。このオランでは随分すごい偶然だと思う。 しかも昨日、出会った後に買ったのだろうフレイルを腰から下げていた。幾つかアドバイスらしきことをしたが……… 正直、僕自身は副武器を買う前に射撃武器を買うべきだと思ったのだけれど。彼女は精霊魔法も使えるとのことだったし必要なかったのだろうか。 僕自身はそうは思えないが………
そういえばギルドから紹介された客が来た。もっとも僕は候補の一人らしく、断ってもいいとの話だったので断らせてもらったけれど。 何が悲しくて好色爺と寝なけりゃならないんだ。しかも断ったら依頼人のうちの一人(結構、綺麗な顔だった)が泣き真似までしてくれた。 ………………僕の評判が落ちてないことを祈る。
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| 気分は最悪 |
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| サファネ [ 2003/05/05 0:12:42 ] |
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| | 4の月26の日 仕事がようやく、終わった。 仕事の内容は盗賊退治。オラン〜パダ間で何度か隊商が襲われたので、それを排除して欲しいって依頼だった。 で、僕はその仕事を受けたわけだ。それで一緒に仕事を受けた奴ら(こちらはすでにパーティを組んでいるらしい奴ら)も居たわけだ。 で、こいつらがひどかった。なんて言ったってこれが初めての冒険だって言うのに、僕の言うことを聞かない。 そりゃ、僕だって人様に自慢できるほどの腕がある訳じゃないが、いくら何でも初心者よりは経験を積んでいる。 それでも、奴らは僕の言うことを聞かず、どんどんと暴走していった。
足跡から奴らのアジトの割り出しは………奴らの進行と共に不可能になっていった。周囲を気にせずただ進むだけ。そりゃ、足跡も消える。 それでも、あたりをつけて何とか探し当てたアジト。奴らは何も考えず、突っ込んでいった。それを追う、僕。明らかにこちらより多い山賊達。もう、絶望的。 助かったのは奇跡のような体捌きが出来たおかげだろう。思い返してみても、あの戦いの時の僕は本当にすごかった。 ガネード様のご加護かしらん?何はともあれ、こちらに死人はなく(全員が怪我人だったが)盗賊は、ボスだけだが何とか倒した。
そして、街に戻って………仕事の遅さと荒さで報酬減額。 ………………気分はサイアク。 |
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