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俺の全てを
ロビン [ 2004/11/24 23:56:24 ]
 ラスがバシリナに髪飾りを贈ったと聞いて、俺もバシリナの気をひくために装飾品を買い集めてはみたが、はたしてこれでうまくいくだろうか・・・。
なにかが、なにかが足りない気がするぜ・・・。

「どうしたロビン。なにか悩んでいるようだが」
「あ、スカイアーさん。・・・実は、どうしても攻略したい相手がいるんですが、とてもガードが堅くて・・・。そこで今回は数で攻めてみようと思うのですが」
「なるほどな。だが、並みの相手ならば連撃で打ち崩せるだろうが、守りに長けた相手には己の全てを込めた一の太刀」
「はッ!」
「自信をもて。お前の全身全霊を込めた一撃なら必ず倒せる」
「た、倒せるだなんて・・・。わかりました!俺の全てを一つに込めます!」
「うむ。健闘を祈る」

「(ロビンが稽古以外のときでも剣について悩んでいるとはな。少し見直さなければ)」

流石はスカイアーさんだぜ。剣も女の口説き方も一流だ!

俺の全てを出し切って・・・・・・そうだ、俺は俺の全てを出して挑んでいる遺跡でそれを見つけてやる!
そうと決まれば早速遺跡へ向かう準備だ!