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大穴を狙う者達
ニィノ [ 2002/12/12 20:36:31 ]
 ・・・一週間後に解決?そりゃ気長すぎやしませんか?泣きをみますよ?それでも賭けますかぁ?
ふむ・・・3日後に50ガメルですか。ん〜〜どんなモンでしょうねぇ。んで、そこのアナタ、いくら賭けるんですかい?
え〜と、おっと時刻指定までしますか。皆さん皆さん、彼は正午の鐘が鳴ると同時に彼は捕まると
言い切りましたぞ!それからそれから?・・・「永久未解決」ゥ!?アナタ、そりゃ無茶というモンです。
大穴も大穴!キング・オブ・おおあな!

・・・・てな会話を盗み聞きしながら、俺は只今ドアに張り付いております。
この手の話しを聞いたのは何回目だろう?全く、みんな「密の味」だと思っちゃって。
もうこれ以上聞いてもしょうがないや。そう思ったので俺は急いでそこを立ち去りました。
本家本元に会ったら「いち早くボランティアで教えてくれる親切な情報屋」を教えてあげた方がいいかな。

・・・・てな事をつらつら考えながら俺は今にも潰れそうな芝居小屋へと足を運んでおりました。
ちょくちょく通っておったので、もうそこの役者連中とは顔なじみでございます。
「座長さん、今いい喜劇のタネが手に入ったよ。騙った男と騙られた男のドタバタ劇!買う?」
いや、他のみんなも似たような事やってんだからさ、俺がこれぐらいやったって罰は当たるまいよ。
大当たり取ってくれたら少しはフトコロも暖かくなるな。あ、顔がほころんじゃう。

・・・てな喜びをかみしめつつ、俺はきままに亭で夕食を食べています。そういえば、あの「カタリ」は
今頃どうしているのでしょう?まだダンディーな謎の怪盗を演じているのかなあ。
もしかしたら、もう別の誰かに成り済ましているのかもしれない・・・。
 
(無題)
管理代行 [ 2004/11/27 4:24:58 ]
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