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フィールドノート
ゲイルノート [ 2005/05/01 10:36:48 ]
 折角学んだ知識を何とか生かせねぇものかと始めた地図屋。今じゃあこっちが本業だろうけど、かつてやっていた冒険者稼業と同じぐれぇケッサクときたもんだぜ。
山野を練り歩き、どいつも行ったことのねぇ土地や風景を描く。こいつもまた冒険つうものだろう。たまには遺跡なんてものも見つけたりもするがな。
 
コルポド
ゲイルノート [ 2005/05/01 10:41:42 ]
 そういえばコルポドにはいっぺん立ち寄ったことがあるな。あのときは食料を買いに寄っただけだったな。あの辺は岩場や崖も多いし、変なところに深い穴があるし、単に歩きにくかったって印象しかねぇが。
あんな所に鉱山があるなんてなあ。一体何が採れるんだ?まったく、地学も少しは覚えときゃ良かったなあ。お、見えて来やがった、アレがコルポドか。まったくデカイ街になったものだな。

あのオン・フーとか言う商人、なかなか食えねぇヤツだな。俺はてっきり雇い主が鉱山の組合だとばっかり思っていたが、組合の連中はクドくは知らねぇとヌカシやがった。先に話を持ってきたのは地元にある巣穴の連中だとか。
組合側は単に危険じゃなけりゃいいらしいが…中身には興味があるらしいぜ。特に組合長らしいヤツとその取り巻きは。セリフの端々に俺にも分け前をよこせって言うのが滲み出てやがるぜ。一番ヤなタイプだな。(分け前代わりにパンチでもくれておくか?)
けどよ、こうなってくると報酬以外に俺の分け前はほとんどねぇことになるな。宝物があっても手を触れねぇのが己の安全のため、ってか。
魔術的な知識が要るとなると、宝はナニかしらはあるんだろうってんだ。俺の手に負えねぇようなめんどくせぇ代物じゃなければいいが。
まあ、こいつぁ普段の仕事と何ら変わらねぇが、まずはこの土地について知ってるヤツに色々聞いてちっとは勉強しておかねぇとな。そういうトコにナニかヒントがあるかも知れねぇからな。

さてさて、どこに行けば先行してる”鍵”と神官戦士とやらが居るのかね。まあ、定番は酒場だよなぁ。とはいえ、酒場とは言ってもかなりの数がありやがるぜ。さすが鉱山町。となると神殿に行った方がいいな。
神官戦士が綺麗な姉ちゃんなら言うことはないが、さて?(”鍵”の方は期待薄だな、何しろヤツの知り合いだ…ドワーフみたいなヤツだろうな)